♪理論や理屈を越えた変性意識的な熱狂と歓喜ドイツロマン派の開祖とされるウェーバーは第7番を聴き言いました。
「ベートーヴェンは今や精神病院行きだ」
多分、踊り狂うように弦が動く、
熱狂的な第4楽章を指してのことでしょう。
兎角、深刻な印象が強いベートーヴェンの作品の中にあって、
第7交響曲には突き抜けたような開放的な明るさがあります。
そのため「英雄」「運命」「第九」のように
聴く前に身構える必要もなく、何度でも繰り返し
聴けるところが今の人気につながったのかもしれません。
第7番といえばほんの数年前まではあまり知名度が高いとは言えず、
演奏会で取り上げられる機会も今ほどではなかったと思います。
それが“のだめ”の主題曲になることによって状況が一変。
ベートーヴェンと検索に入れれば、最もヒットする彼の作品になってしまいました。
その数はわずかながらあの「第九」を上回っています。
第4楽章の熱狂はクラシックというより現代のロックやダンス音楽にも近いものがあり、
リズムも2拍目にアクセントが置かれるのは、
ポップスで2拍目にスネアが叩かれるのと同じです。
そうした馴染みやすさと、人生を全面肯定するような快活さが、
これだけ広く大きな支持を集めることになった理由なのかもしれません。
〜 この曲が入ったお薦めのCD 〜
ベートーヴェン:交響曲第4番/交響曲第7番
posted with あまなつ on 2009.12.23
フルトヴェングラー/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
delta classics(2006-05-31)
delta classics(2006-05-31)
おすすめ度の平均: 

大戦中の名盤L.V.Beethoven:Symphony No.7 in A-major, Op.92 4th Movement

