♪歌劇中でも人気の勇壮なポロネーズチャイコフスキーは生涯に10作のオペラ作品を作曲しています。
よく知られるのはエフゲニー・オネーギンとスペードの女王。
どちらも19世紀ロシアの文豪プーシキンによる原作です。
エフゲニー・オネーギンをチャイコフスキーは“叙情的情景”と呼び、
華やかなイタリアのグランドオペラとは明確に区分しました。
ワーグナーが自作を楽劇とし、歌劇とは別物としたようにです。
“叙情的情景”と言うとおり、このオペラでは
登場人物の心理描写に重点が置かれています。
優美な旋律がシーンごとの、人物の心情を叙情的に描いていくのです。
1877年から1878年にかけて作曲され、
初演はモスクワ・マールイ劇場で行われました。
しかしこれは思うような成功を得られませんでしたが、
1884年のペテルブルクでの上演は高い評価を得て、
以来各地で上演されています。
このオペラではポロネーズとワルツが単独でもよく演奏されます。
昨年公開で各賞を受賞したアニメーション映画「サマーウォーズ」では、
劇場用CMのBGMとしてポロネーズが使用され話題になりました。
〜 この曲が入ったお薦めのCD 〜
P.I.Tchaikovsky:Eugene Onegin Op.24 "Polonaise"

