May 1, 2008, 6:17 am
瀧 廉太郎:組歌《四季》から 第1曲 「花」
♪日本人の琴線に触れる美しい二重唱

「春のうららの隅田川 上り下りの船人が・・・」

日本人でこの歌を知らない人はまずいないでしょう。
学校などでも一度は歌われた方が多いのではないでしょうか?

瀧廉太郎は19世紀末に東京で生まれ、
20世紀初頭にわずか23歳の若さで夭逝した、
明治の西洋音楽黎明期における代表的な音楽家の一人です。

当時の日本では歌曲といえば西洋の作品に
日本語の歌詞をはめ込んだぎこちないもので、
廉太郎はこうした状況を打破すべく、
オリジナルの歌曲の制作に力を注ぎました。

そうした試みが生み出した名曲のひとつが
「荒城の月」や「箱根八里」などと並んで人気の高い「花」です。
ソプラノとアルトの二重唱が生み出す心地よい響きは、
旋律に微妙な変化を加えながら川のように淀みなくなく流れていきます。

組歌「四季」は本来4曲から構成されますが、
今ではほとんど「花」のみが一般に知られ歌われています。

日本人2人目の音楽留学生としてドイツに学んだ廉太郎ですが、
わずか2ヶ月で肺結核を患い1年で帰国後、
父親の故郷である大分で短い生涯を終えました。



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Posted by アンドウトワ at May 1, 2008, 6:17 am