ケロログ
July 16, 2010, 11:38 pm
寺田寅彦「花物語」(後編)
寺田寅彦『寺田寅彦随筆集 第一巻』(岩波文庫)


六 野ばら
七 常山の花
八 りんどう
九 楝の花


「七 常山の花」ですが、「常山木」あるいは「常山」だけでも「くさぎ」と読む読み方もあるようですが、本に「じょうざんぼく」のルビがありますので、そのように読みます。

「九 楝の花」に、「麝香(じゃこう)」が木か虫か、という話が出てきますが、もともとは、「ジャコウ」は、シカの一種からとる香料です。
ただ、木から香料をとる「白檀(びゃくだん)」を「栴檀(せんだん)」と呼ぶことがあって、「栴檀は双葉より芳し」という言葉があります。同じ香料ということで、白檀を麝香と呼び間違えたのかもしれません。
また、「ジャコウアゲハ」というチョウがあるので、もしそれだとすると、幼虫の虫かもしれません。「ジャコウアゲハ」は、雄が独特のにおいを発するそうです。


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Posted by 田中敬三 at July 16, 2010, 11:38 pmComments(0)
July 16, 2010, 11:29 pm
寺田寅彦「花物語」(前編)
寺田寅彦『寺田寅彦随筆集 第一巻』(岩波文庫)


一 昼顔
二 月見草
三 栗の花
四 のうぜんかずら
五 芭蕉の花


「三 栗の花」にある、

傾く年の落ち葉木の実といっしょに鵯の鳴き声も軒ばに降らせた。

の、「傾く年の落ち葉」って、意味がよく分かりません。分かる方、教えてください。


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Posted by 田中敬三 at July 16, 2010, 11:29 pmComments(0)