February 28, 2010, 5:46 pm
空蝉6 (完)
源氏物語 〜空蝉〜 -6/6-(完)紫式部
音楽: Claude Debussy "Images (oubliees) (1894)" より
演奏: TAKERU
底本: ワイド版岩波文庫 「源氏物語(一)」
P104L12-P106L9
朗読: みさきすずか
空蝉、ひそかに心中を詠む
・・・小君、御車のしりにて、二條院におはしましぬ。・・・
きさらぎとともに、なんとか「空蝉」を終了しました。
よそでも「風邪ひき」さんをみかけましたが、
この季節、日照不足のゆえか、あるいは、冥府に降りるべき冬眠の季節なのか・・・・・
源氏とは、女人たちのものがたりで、光はその狂言回しなのかと思った時期がありました。
しかし、こうして一語一語たどってくると、やはりそうではなくて、かれのさまざまの貌を書くためにそれなりの女性たちが必要だったのだと、思います。
こどもの案内で他家にしのびこむ、この帖の源氏はとんでもなく危ない橋を渡ります。
これ以降もいろいろと無謀なことはするのですが、さすがに、手引きには人選をしたとみえます。
邸に帰って、小君に愚痴る。
フライデーもぶっとぶ、貴公子の実態かな。
そして、いよいよ、「夕顔」にはいります。
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February 28, 2010, 5:46 pm
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February 27, 2010, 11:32 pm
空蝉5
源氏物語 〜空蝉〜 -5/6-紫式部
音楽: Claude Debussy "Images (oubliees) (1894)" より
演奏: TAKERU
底本: ワイド版岩波文庫 「源氏物語(一)」
P103L8-P104L11
朗読: みさきすずか
源氏、御達に見咎められる
・・・・・・小君、近う臥したるを、起し給へば、うしろめたう思ひつゝ寝ければ、ふと驚きぬ。
Posted by Misaki Suzuka at
February 27, 2010, 11:32 pm
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February 19, 2010, 7:17 pm
空蝉4
源氏物語 〜空蝉〜 -4/6-紫式部
音楽: Claude Debussy "Images (oubliees) (1894)" より
演奏: TAKERU
底本: ワイド版岩波文庫 「源氏物語(一)」
P101L8-P103L7
朗読: みさきすずか
源氏、空蝉の薄衣をとりて帰る
・・・・・・きみは、入り給ひて、たゞ一人臥したるを、心安くおぼす。
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February 19, 2010, 7:17 pm
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February 17, 2010, 8:54 am
空蝉3
3/6-紫式部
音楽: Claude Debussy "Images (oubliees) (1894)" より
演奏: TAKERU
底本: ワイド版岩波文庫 「源氏物語(一)」
P99L11-P101L8
朗読: みさきすずか
空蝉、気配を察して去る
・・・・・・「わかぎみは、いづくにおはしますならむ」
みなしづまれる夜の、御衣のけはひ、やはらかなるしも、いとしるかりけり。
ぞくり、とする描写です。
その気配は、やがて
単衣うちかけたる几帳のすき間に、暗けれど、うちみじろき寄るけはひ、いとしるし。
とうつってゆく。
衣のかさなりのあいまに僅かにさしのぞく空間。
さきほどまで何もなかったそこに、やみが深まり、こちらをうかがう。
うつせみとは、もはや燃えてはならぬ心を抱えた女なのかもしれません。
軒端の荻がひとり取り残されるかたちとなったのも、あるいは・・・・
恋するがゆえに、かのじょは気づき、そして身を翻す。
そのこころは、訪われたよろこびと
去らねばならぬいたみに ひきさかれたことでしょう。
Posted by Misaki Suzuka at
February 17, 2010, 8:54 am
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January 22, 2010, 2:21 pm
空蝉2
源氏物語 〜空蝉〜 -2/6-
紫式部
音楽: Claude Debussy "Images (oubliees) (1894)" より
演奏: TAKERU
底本: ワイド版岩波文庫 「源氏物語(一)」
P97L4-P99L10
朗読: みさきすずか
源氏、空蝉と軒端萩を覗き見る
・・・・・・火近うともしたり。
Posted by Misaki Suzuka at
January 22, 2010, 2:21 pm
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January 9, 2010, 4:29 pm
空蝉1
源氏物語 〜空蝉〜 -1/6-紫式部
音楽: Claude Debussy "Images (oubliees) (1894)" より
演奏: TAKERU
底本: ワイド版岩波文庫 「源氏物語(一)」
P95L1-P97L3
朗読: みさきすずか
小君の手引きで邸に潜入する
・・・・・・寝られ給はぬまゝに、「我は、かく、人に憎まれてもならはぬを、今宵なむ、はじめて、「憂し」と、夜を思ひ知りぬれば、はづかしくて、ながらふまじくこそ思ひなりぬれ」など、のたまへば、涙をさへこぼして臥したり。
☆アートワークで使用している源氏香フォントは、たあやんわーるどさまのTCM源氏香フォントを使わせていただいてます。
ありがとうございました。
新しい年になりました。
先は長いですが ぼつぼつ読んでいこうと思います。
おつきあいいただければ幸いです。
Posted by Misaki Suzuka at
January 9, 2010, 4:29 pm
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December 31, 2009, 5:37 am
箒木20 (完)

源氏物語 〜箒木〜 -20/20- (完)
紫式部
音楽: Claude Debussy "Images (oubliees) (1894)" より
演奏: TAKERU
底本: ワイド版岩波文庫 「源氏物語(一)」
P90L6-P92L1
朗読: みさきすずか
箒木の心を知らで
・・・きみは、「いかに、たばかりなさむ」と、まだ幼きを、後めたく待ち臥し給へるに、不用なるよしを、きこゆれば、「あさましく、珍らかなりける、心の程を。・・・
綱渡りのようでしたが、ともかくも「箒木」を終えます。
長年、「箒木」はとっつきにくくて敬遠しがちだったのですが、訥々ながらも読み進むうちに、ここには源氏の種=sheed=がつまっているんだなとつくづく感じました。
また空蝉という女性も、これまでは地味な印象ですぎてしまっていたのが、ひとしれずもがいた苦しみを共有するに及んで、彼女を支配したのは美学であったのだなと思い当たりました。
身分というものを、たんにひとのつくったもの、とりはらわれてすでにないものとするのでなく、あくまでもそのひとの負う宿命としてとらえるならば、源氏の女たちの生きざまはまさにいまにも通ずる示唆として読むことができるし、事実、そのように読み継がれてきたのでしょう。
美醜、経済、立場、教養から家族、伴侶と、さまざまのファクターがせめぎあう。
お聞きくださいました方々、ありがとうございました。
明年は、「空蝉」からはじめます。
Posted by Misaki Suzuka at
December 31, 2009, 5:37 am
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December 30, 2009, 8:49 am
箒木19
源氏物語 〜箒木〜 -19/20- 紫式部
音楽: Claude Debussy "Images (oubliees) (1894)" より
演奏: TAKERU
底本: ワイド版岩波文庫 「源氏物語(一)」
P88L9-P90L6
朗読: みさきすずか
空蝉、ゆれる心を耐える
・・・例の、内裏に、日数経給ふころ、さるべき、方の忌待ち出で給ひて、にはかに、まかで給ふまねして、道の程より、おはしたり。・・・
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December 30, 2009, 8:49 am
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December 28, 2009, 4:38 pm
箒木18
December 25, 2009, 8:30 pm
箒木17
源氏物語 〜箒木〜 -17/20- 紫式部
音楽: Claude Debussy "Images (oubliees) (1894)" より
演奏: TAKERU
底本: ワイド版岩波文庫 「源氏物語(一)」
P84L11-P86L9
朗読: みさきすずか
〜源氏、小君を召す〜
・・・・・・このほどは、大殿にのみおはします。
Posted by Misaki Suzuka at
December 25, 2009, 8:30 pm
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