源氏物語 〜空蝉〜 -6/6-(完)紫式部
音楽: Claude Debussy "Images (oubliees) (1894)" より
演奏: TAKERU
底本: ワイド版岩波文庫 「源氏物語(一)」
P104L12-P106L9
朗読: みさきすずか
空蝉、ひそかに心中を詠む
・・・小君、御車のしりにて、二條院におはしましぬ。・・・
きさらぎとともに、なんとか「空蝉」を終了しました。
よそでも「風邪ひき」さんをみかけましたが、
この季節、日照不足のゆえか、あるいは、冥府に降りるべき冬眠の季節なのか・・・・・
源氏とは、女人たちのものがたりで、光はその狂言回しなのかと思った時期がありました。
しかし、こうして一語一語たどってくると、やはりそうではなくて、かれのさまざまの貌を書くためにそれなりの女性たちが必要だったのだと、思います。
こどもの案内で他家にしのびこむ、この帖の源氏はとんでもなく危ない橋を渡ります。
これ以降もいろいろと無謀なことはするのですが、さすがに、手引きには人選をしたとみえます。
邸に帰って、小君に愚痴る。
フライデーもぶっとぶ、貴公子の実態かな。
そして、いよいよ、「夕顔」にはいります。