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↓バナー・クリックで、梨緒の散文ブログ「くまねこ日記」も掲載のHP『Cafeくまねこ』に飛びます。ケロログでは、創作詩、先人の残した詩、本の朗読、自作の文章の朗読などを、聴く人の心の栄養になりますようにと想いながら、語ります♪


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July 6, 2009, 2:33 pm
えっさか ほいさ
えっさか ほいさ

ねこに ヴァイオリン

めうしがつきを とびこえた

こいぬはそれみて おおわらい

そこでおさらはスプーンといっしょに おさらばさ

Hey diddle diddle.
The cat and the fiddle,
The cow jumped over the moon;
The little dog laughed
To see such sport,
And the dish ran away with the spoon.



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Posted by 梨緒 at July 6, 2009, 2:33 pmComments(2)TrackBack(0)
July 6, 2009, 11:42 am
老人と海(3)
老人と海 文庫表紙 【前回までのあらすじ】

キューバの老漁師サンチャゴは、マノーリン少年と夕食を共にし、四方山話に興じながら、翌朝暗いうちに出漁する為、それぞれ、眠りについた。
貧しさの中で繰り広げられる、老人と少年とのごっこの会話。けれどもそこには、老人と少年にしかわからない友情があった。
夜は静かに更けていった。


「Yamil Castillo - Rumba Grupo Afro Cubano Bakinikini」

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Posted by 梨緒 at July 6, 2009, 11:42 amComments(0)TrackBack(0)
July 4, 2009, 3:26 am
老人と海(2)
老人と海 文庫表紙 【前回のあらすじ】

場所はキューバはハバナの貧しい港町。少年は、サンチャゴ老人によく懐いていて、貧しく、食べ物にも事欠く老人の面倒をよくみていた。

けれどもそれは、老人と少年との間での、暗黙の了解であり、ごっこのような、穏やかなやりとりだった。

漁師であるサンチャゴ老人に敬意を払う少年。サンチャゴ老人は、少年を家に招き入れた。これから食事である。


「Salsa Cubana Styling II - Havana, Cuba」

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Posted by 梨緒 at July 4, 2009, 3:26 amComments(2)TrackBack(1)
July 3, 2009, 1:26 pm
ソフィア補填

ソフィアの街。鎮めるものはなにひとつない。赤茶けた路地、世話好きなひとびと。ジプシーはただれた礼節を着込み、狼と鈴の疲れがつりあうゆうべ。


再びソフィアの街。淡いひと影は陽のありかを執拗に気づかせる。石を腰で踏みながら、死が最初にききつけそうな静かな名のりをあげるおんなたち。


ここでは、示すものはことごとく闇に掬われ、いつの日かあらわれるものとなる。だからひとは誰かと似ている。似ていることでひとの岸辺は揺れずに減る。落城のように眼だけが残る。


しろい批評がある。

そこをゆくくちびる紅きジョングルールよ、その風琴の風は枯れたが、ふりむくきみの安寧はあたらしい。わたしは鎮めるものも、また静まるものももたない、ほとばしる問いも背景をもたない。


南バルカンのしわぶかい街の場末で、くもった石窓のおんなの首に手をふると、おんなは冷たくよろいどをおろす、わたしは地図の外にこぼれる。


鎮めるもののない街で
しろい
ただ しろいばかりの
批評をゆるして ときに
鈴をつけた狼が
まちがえて走る

「【ブルガリア7】ソフィア:民俗演奏2」


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Posted by 梨緒 at July 3, 2009, 1:26 pmComments(0)TrackBack(0)
July 3, 2009, 7:54 am
老人と海(1)
老人と海 文庫表紙 ヘミングウェイの『老人と海』(新潮文庫)を朗読してみました。

まだまだ、カミカミで、しかも「老人」と「少年」の会話部分と、ト書きにあたる部分の読みかえ、或いは、自分なりのスタイルがまだ出来ていないなーと痛感です。

今後を期待して、応援宜しくお願いします♪


動画は、『老人と海』の舞台となっている、HABANAのイメージ音楽です。併せてお楽しみ下さい。



「LA HABANA CUBA CUBAN」


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Posted by 梨緒 at July 3, 2009, 7:54 amComments(0)TrackBack(1)
July 2, 2009, 3:29 am
諸島論
みやびを不順にしずめ
しぐれて 在る
諸島
パラレルに名をそりおとし
日暮れても ととのえて在ることの
さぶしさ



過度の叙事を冷却し、絹のさし木を嗤うもの、諸島。相似を煽り、海をせばめ、火種を流氷に結い、秘黙のしずくをも追い打つもの、諸島。これらすずしげな
倨傲を慕いつつ、わが切論はきょうもかけらのまま、ひとり充填に渇く。



視よ 極北
スバールバルの諸島


氷海にそばだつつちふまず
きみの事由が島であるかぎり
わが事由は いつも
しろくしろい唐突


まといつくわが殺意は、振子の渋い伏匿にこごえ、調べよくみちのくをさまよう。指の数を憂えながら石女(うまずめ)のやさしさで胎児を否決するとき、



なお青く、諸島は在る


わたしはにぎわしくかきくもり あざみのように
経験を急ぐ



「Svalbard The Dark Season」



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Posted by 梨緒 at July 2, 2009, 3:29 amComments(0)TrackBack(1)
June 30, 2009, 12:09 pm
キルギス錐情

方法の午後、ひとは、視えるものを視ることはできない。




北ドビナ川の流れはコトラスの市(まち)からスコナ川となり史実のうすまった方位にその訛(か)を高めている。果たしてそこにひとは在り、ウラルの高峰をぞのみながらてごろな森を切っている。倒れた木の音は落ち行く地理に気をもみながら負の風をうけて、樵夫の午後に匿されてゆく。

在りかけるひとはいつも赧らんでいる。在りかけることは過ぎることだから、裸形の骨はよく柩から夜を視る。その青い怒りの山顛でひとはいつも在りかけて閉じる。



見知らぬ樹を倒しても樵夫の口笛はきこえない。見知らぬ鳥を撃ち落としても狩人の帰路を視とどけることはできない。



キルギスの草原に立つひとよ
君のありかは美しくとも
再び ひとよ
単に
君の死は高低だ

わたしは君を
地図のうえに視ている
ときおりわたしのてのひらに
錐のように夕日が墜ち
すべてがたしかめられるだけだ




Kyrgyzstan



【反省】
録音のBGMが大きすぎた&扇風機のせいで雑音が入っちゃいました。ごめんなさい。カミカミも治します〜(泣。

【追記】
録音しなおしましたー。BGM小さくなったので聞きやすいと思います。

【訂正】
笙野頼子(しょうのよりこ)が正しい人名です。とほほ。


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Posted by 梨緒 at June 30, 2009, 12:09 pmComments(2)TrackBack(1)
June 16, 2009, 8:38 pm
雨の日の籠もり人
I.W.ハーパー12年は、今のところ私が愛して已まないバーボンだ。

豊潤な薫り、口に残る香ばしい風味。やや若いかなと思う時もあるけれども、メーカーズ・マークのプラチナのように落ちついていたら、そうそうグラスが進むものでもない。

今夜は夕方に大粒の雨が降ったかと思ったら、夜、もうそろそろ小さな子供達が眠りにつこうかという時になって雷鳴が轟いてる。

幼い子供達は、ベッドで独りになるのを拒むだろうな。「ママお話、聞かせて」そうねだりたい気持ちはやまやまなのに、小さい妹や弟に遠慮して口をへの字に結んでいるんだ。

たぶん。

安らかに眠れ。仕事に疲れた男達よ、幼い子供達よ、聖女のような我が同士達よ。

しらばくご無沙汰にしていたボイスブログをそろそろ復活させようと思う。自分の事を語る前に、先人の知恵に倣いたい。なので、誰かの詩を朗読したいなと、本をあれこれ漁ってみた。

荒川洋治。私には高いハードルかもしれない。

室生犀星が低いハードルと言っている訳ではない。『杏っ子』は大好きな本だし、彼の詩集も読んだ。それは遠い昔のことだ。だから思い入れもあって、イメージもそれなりに固まっている。

たぶん。

がっぷり四つに組む詩。そんな詩にトライして、玉砕して、また或る日に振り返って自分の未熟さを嗤いたい。

さて、やってみるか。

「Melanie C - Never Be The Same Again」


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Posted by 梨緒 at June 16, 2009, 8:38 pmComments(4)TrackBack(0)
March 15, 2009, 2:17 pm
ラインをなぞる指先


Like a virgin
Touched for the very first time
Like a virgin
When your heart beats (after first time, with your heartbeat)
Next to mine

弱い女かもしれない私だけれども

命令されるのも、一方的に決めつけられるのも、

脅されるのも、露骨に下手に猫なで声で甘えられるのも、

仏壇に供えるラクガンくらい、大嫌いなの。




どうせなら美味しいスイーツがいい。

夢を見せてくれるようなボンボンがいい。

二人の時間を甘く甘くして

本能のぶつかり合いを経験できるなんて

ライオンの番じゃない限り無理かもね。

でも、もし貴方が雄ライオンなら、

私は貴方だけの雌ライオンになる。

朝まで何度も交わりましょう。

貴方が私に触れる時、私は処女のよう。

貴方の胸の高鳴りに合わせて、

今度は私が、指で貴方のラインをなぞるわ。




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Posted by 梨緒 at March 15, 2009, 2:17 pmComments(3)TrackBack(0)
March 14, 2009, 4:08 pm
微笑み方を忘れたら


そうよね、エイミー。



ねぇ、エイミー、聞こえる?

私ね、まだ、彼の事が好きなの。

私は彼のことを何も忘れてないと思うし、

過ぎ去った年月と、

顔に刻まれた皺も染みも気にしないと思うわ。


でもね、エイミー、解るかしら?

あの人は、もう、私の事を忘れてるかもしれないの。

私は彼のことを何も忘れてないと思うし、

過ぎ去った年月と、

顔に刻まれた皺も染みも気にしないと思うわ。




そうね。



彼は、私との連絡を絶つことにしたの。

エイミー、彼は私を避けなくちゃいけないの。

それは多分、好きな人が出来たからじゃなくて、

いくら私の事を好きになっても、

彼が、私を欲することを自ら禁じていたからなの。

いいえ、

私が、禁じられているように振る舞ったからなの。



エイミー、

でも、実はね

彼に会えなくなった本当の答えは、

彼に求められなくなった本当の答えは、

永遠に闇の中なの。



ただ一つ言えることは、

彼がもう連絡を一切しないと誓ったのは、

正解なのかもしれない、

そういうことなの。






エイミー、あなたならどう微笑む?





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Posted by 梨緒 at March 14, 2009, 4:08 pmComments(0)TrackBack(0)