October 31, 2008, 5:42 pm
「藤十郎の恋」 5 (終)
菊池寛作 「藤十郎の恋」 第5回 最数回です。
16分14秒。
「その時からじゃ。そなたを、世にも稀な美しい人じゃと、思い染めたのは」と・・・
この本は『青空文庫』さんからお借りいたしました。
October 30, 2008, 10:54 pm
「藤十郎の恋」 4
菊池寛作 「藤十郎の恋」 第4回です。
10分20秒。
折角、さわがしい酒席を逃れて、求め得た静かな場所で、芸の苦心を凝らそうと思っていた藤十郎は、自分の方へ近づいてくる人の足音を聞いて、心持眉を顰めぬ訳には行かなかった
October 27, 2008, 4:09 pm
「藤十郎の恋」 3
菊池寛作 「藤十郎の恋」 第3回です。
10分43秒。
藤十郎の心に、そうした屈託があろうとは、夢にも気付かない若太夫は、芝居国の国王たる藤十郎の機嫌を、如何にもして取り結ぼうと思ったらしく、・・・
October 24, 2008, 5:45 pm
「藤十郎の恋」 2
菊池寛作 「藤十郎の恋」 第2回です。
11分06秒。
と、云って藤十郎はむげに七三郎を恐れているのではない。もとより、団十郎の幼稚な児騙しにも似た荒事とは違うて、人間の真実な動作(しうち)をさながらに・・・
October 22, 2008, 11:13 pm
「藤十郎の恋」 1
菊池寛作 「藤十郎の恋」 第1回です。
10分58秒。
元禄という年号が、いつの間にか十余りを重ねたある年の二月の末である。
都では、春の匂いが凡ての物を包んでいた。