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Podcastですと〜
聴いてはいけない!
November 29, 2009, 5:03 pm
第7回 銀河鉄道の夜の1
皆様、お待たせして申し訳ありませんでした!

銀河鉄道の夜
宮沢賢治

     一 午後の授業

「ではみなさんは、そういうふうに川だと言われたり、乳の流れたあとだと言われたりしていた、このぼんやりと白いものがほんとうは何かご承知ですか」先生は、黒板につるした大きな黒い星座の図の、上から下へ白くけぶった銀河帯のようなところを指(さ)しながら、みんなに問いをかけました。

 カムパネルラが手をあげました。それから四、五人手をあげました。ジョバンニも手をあげようとして、急いでそのままやめました。たしかにあれがみんな星だと、いつか雑誌で読んだのでしたが、このごろはジョバンニはまるで毎日教室でもねむく、本を読むひまも読む本もないので、なんだかどんなこともよくわからないという気持ちがするのでした。

 ところが先生は早くもそれを見つけたのでした。
「ジョバンニさん。あなたはわかっているのでしょう」

 ジョバンニは勢いよく立ちあがりましたが、立ってみるともうはっきりとそれを答えることができないのでした。ザネリが前の席からふりかえって、ジョバンニを見てくすっとわらいました。ジョバンニはもうどぎまぎしてまっ赤になってしまいました。先生がまた言いました。

「大きな望遠鏡で銀河をよっく調べると銀河はだいたい何でしょう」
 やっぱり星だとジョバンニは思いましたが、こんどもすぐに答えることができませんでした。

 先生はしばらく困ったようすでしたが、眼をカムパネルラの方へ向けて、
「ではカムパネルラさん」と名指しました。

 するとあんなに元気に手をあげたカムパネルラが、やはりもじもじ立ち上がったままやはり答えができませんでした。
 先生は意外なようにしばらくじっとカムパネルラを見ていましたが、急いで、
「では、よし」と言いながら、自分で星図を指(さ)しました。

「このぼんやりと白い銀河を大きないい望遠鏡で見ますと、もうたくさんの小さな星に見えるのです。ジョバンニさんそうでしょう」

 ジョバンニはまっ赤になってうなずきました。けれどもいつかジョバンニの眼のなかには涙がいっぱいになりました。そうだ僕は知っていたのだ、もちろんカムパネルラも知っている、それはいつかカムパネルラのお父さんの博士のうちでカムパネルラといっしょに読んだ雑誌のなかにあったのだ。

それどこでなくカムパネルラは、その雑誌を読むと、すぐお父さんの書斎から巨きな本をもってきて、ぎんがというところをひろげ、まっ黒な頁いっぱいに白に点々のある美しい写真を二人でいつまでも見たのでした。

それをカムパネルラが忘れるはずもなかったのに、すぐに返事をしなかったのは、このごろぼくが、朝にも午後にも仕事がつらく、学校に出てももうみんなともはきはき遊ばず、カムパネルラともあんまり物を言わないようになったので、カムパネルラがそれを知ってきのどくがってわざと返事をしなかったのだ、そう考えるとたまらないほど、じぶんもカムパネルラもあわれなような気がするのでした。
 
先生はまた言いました。
「ですからもしもこの天の川がほんとうに川だと考えるなら、その一つ一つの小さな星はみんなその川のそこの砂や砂利の粒にもあたるわけです。またこれを巨きな乳の流れと考えるなら、もっと天の川とよく似ています。

つまりその星はみな、乳のなかにまるで細かにうかんでいる脂油の球にもあたるのです。そんなら何がその川の水にあたるかと言いますと、それは真空という光をある速さで伝えるもので、太陽や地球もやっぱりそのなかに浮かんでいるのです。

つまりは私どもも天の川の水のなかに棲んでいるわけです。そしてその天の川の水のなかから四方を見ると、ちょうど水が深いほど青く見えるように、天の川の底の深く遠いところほど星がたくさん集まって見え、したがって白くぼんやり見えるのです。この模型をごらんなさい」

 先生は中にたくさん光る砂のつぶのはいった大きな両面の凸レンズを指しました。
「天の川の形はちょうどこんななのです。このいちいちの光るつぶがみんな私どもの太陽と同じようにじぶんで光っている星だと考えます。私どもの太陽がこのほぼ中ごろにあって地球がそのすぐ近くにあるとします。みなさんは夜にこのまん中に立ってこのレンズの中を見まわすとしてごらんなさい。こっちの方はレンズが薄いのでわずかの光る粒すなわち星しか見えないでしょう。こっちやこっちの方はガラスが厚いので、光る粒すなわち星がたくさん見えその遠いのはぼうっと白く見えるという、これがつまり今日の銀河の説なのです。そんならこのレンズの大きさがどれくらいあるか、またその中のさまざまの星についてはもう時間ですから、この次の理科の時間にお話します。では今日はその銀河のお祭りなのですから、みなさんは外へでてよくそらをごらんなさい。ではここまでです。本やノートをおしまいなさい」
 そして教室じゅうはしばらく机の蓋をあけたりしめたり本を重ねたりする音がいっぱいでしたが、まもなくみんなはきちんと立って礼をすると教室を出ました。  
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Posted by hawkstar at November 29, 2009, 5:03 pmComments(1)TrackBack(0)
March 16, 2009, 1:37 am
第6回 もっと光を!
こんばんは!hawkstarです。
この1ヶ月本当にお待たせしました。

さて、1ヶ月ぶりの更新はTwin Headの相方
Samaru氏の目の前での一発収録です。

写真のLightは、上からSURE FIRE 6P,
FENIX P1D,Vortex KC-1です。  
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Posted by hawkstar at March 16, 2009, 1:37 amComments(0)TrackBack(0)
February 22, 2009, 1:21 am
第5回 春と修羅
宮澤賢治は、hawkstarの永遠のヒーローです。


「春と修羅」
心象のはいいろはがねから
あけびのつるはくもにからまり
のばらのやぶや腐植の濕地
いちめんのいちめんの諂曲模様
(正午の管楽よりもしげく
 琥珀のかけらがそそぐとき)
いかりのにがさまた青さ
四月の気層のひかりの底を
唾し はぎしりゆききする
おれはひとりの修羅なのだ
(風景はなみだにゆすれ)
碎ける雲の眼路をかぎり
 れいらうの天の海には
  聖玻璃〔せいはり〕の風が行き交ひ
   ZYPRESSEN春のいちれつ
    くろぐろと光素を吸ひ
     その暗い脚並からは
      天山の雪の稜さへひかるのに
      (かげらふの波と白い偏光)
      まことのことばはうしなはれ
     雲はちぎれてそらをとぶ
    ああかがやきの四月の底を
   はぎしり燃えてゆききする
  おれはひとりの修羅なのだ
  (玉髄の雲がながれて
   どこで啼くその春の鳥)
  日輪青くかげろへば
   修羅は樹林に交響し
    陥りくらむ天の椀から
    黒い木の群落が延び
      その枝はかなしくしげり
     すべて二重の風景を
    喪神の森の梢から
   ひらめいてとびたつからす
   (気層いよいよすみわたり
    ひのきもしんと天に立つころ)
草地の黄金をすぎてくるもの
ことなくひとのかたちのもの
けらをまとひおれを見るその農夫
ほんたうにおれが見えるのか
まばゆい気圏の海のそこに
(かなしみは青々ふかく)
ZYPRESSENしづかにゆすれ
鳥はまた青ぞらを截る
(まことのことばはここになく
 修羅のなみだはつちにふる)

あたらしくそらに息つけば
ほの白く肺はちぢまり
(このからだそらのみぢんにちらばれ)
いてふのこずえまたひかり
ZYPRESSENいよいよ黒く
雲の火ばなは降りそそぐ  
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Posted by hawkstar at February 22, 2009, 1:21 amComments(0)TrackBack(0)
January 16, 2009, 2:45 am
第4回 …病…
今は大丈夫ですからね…
これね、なかなか人には言えんのですよね。
放送では触れてませんが、悪化してる方も大丈夫ですよ
私の知り合い(二人)は、とある病院で日帰りで治療してもらい完治しましたから。
それはそうと、旅に出たいわ。  
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Posted by hawkstar at January 16, 2009, 2:45 amComments(0)TrackBack(0)
January 1, 2009, 9:38 pm
第3回 年末〜2大ニュース
混迷の政局と不景気について熱ーく…
全く語っておりません(笑)
録って即上げです。  
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Posted by hawkstar at January 1, 2009, 9:38 pmComments(0)TrackBack(0)
January 1, 2009, 3:52 pm
あけましておめでとうございます!
2009年もよろしくお願いします。
更新はこの3日以内に…  
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Posted by hawkstar at January 1, 2009, 3:52 pmComments(0)TrackBack(0)
December 17, 2008, 1:28 am
第2回 日米開戦〜松葉杖
もはや2回目です。相変わらずどうでもいい話しです…
どころか、ますますどうでも良くなってます(汗)。

と思って、最初に変なのをくっつけて見ました(笑)。話しの内容とは全く関係ありません。

えっ、どんな話しかって…,まぁ、聴いて下さいませ。  
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Posted by hawkstar at December 17, 2008, 1:28 amComments(0)TrackBack(0)
December 11, 2008, 10:27 am
第1回 日本橋〜岩手競馬
どうも、お初にお耳にかかります。hawkstarです。
毎回、適当に怪しいことを喋るつもりですが。 おっさんのヨマヨイごとと思って聴き流してくださいませ…
全世界公開 第1弾の今回は
…いつものように居酒屋で(勝手に喋ってH2で録ってるのです。)、何とはなしに、喋りだしたら…
なぜか?日本橋から岩手競馬へ

たった10分くらいの収録なのに、相変わらずの取り留めの無さ、もうちょっと落ち着けって!

さて、hawkstarはどこへ行く。   
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