【黎明】の先行配信終了に伴い、ライナーノーツをまとめました。
ショップオープンは7/14となります。
トラック01:黎明
アルバムのタイトルでもあるこの曲は、夜明けの名の通りこれからの新しい活動の幕開けになる様にとの願いを込めて、記念すべき1stアルバムの1曲目に選びました。
壮大なオーケストレーションは、DAWソフト「Music Maker」(※リンク先:現在は後継機のMusic Maker2がAHS社より販売中)に付属しているループ素材のみを用いて作りました。
ループ素材を用いた曲作りはこれが2回目で、素材のジャンルを限定(Movie Scoreジャンル)した状態で、どこまで自分らしい曲が作れるのかという実験でもあります。
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トラック02:旅立ちの決意
作詞:TOMOYA SUZUKI
この曲は元々、とあるボイスドラマ用のキャラソングとして依頼を受けたものですが、コンセプトがVOCALOIDの持つキャラクター性に通じる事から、鏡音レンバージョンとして作成しました。
今回はキー設定はそのままに、この1年を通じて学んだことや、新しい製作環境を活かして、リテイクを行いました。
当時は表現しきれなかったバンドサウンド的な軽快さが巧く伝わりましたでしょうか。
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トラック03:負けないっ!
作詞:TOMOYA SUZUKI
この曲も旅立ちと同じく、キャラソングとして依頼を受けたものです。戦う少女が心に秘めた決意、タイトルにも表れているそんな想いを、シンプルなアレンジの中に疾走感を持たせる事で表現してみました。
ボーカルは鏡音リンと巡音ルカを使用していますが、デュエットではなく、混ぜ込んで1つの歌声として捉える事でちょっと趣の違った表現が出来たかなと思ってます。
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トラック04:時を駆ける想い
作詞:TOMOYA SUZUKI
旅立ち、負けないに続くキャラソング3曲目です。先の2曲とはまた雰囲気を変え、オリエントな感じを出してみました。
元々の設定では女性キャラ2人のデュエットだったんですが、作成当時はVOCALOIDを鏡音リンレンしか所有しておらず、若干幼い調声にする事でコンセプトに近づけたという経緯があります。
トラック03〜05の3曲に関しては、当時はまだ本格的な音楽作成ソフトを導入していなかった為、クォリティ面での壁がありました。
今回のリテイクにあたって、高品質の音を使えるようになった事で、より鮮明にイメージを表現できたと思います。
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トラック05:蒼月夜(あおきつくよ)Full STORM II
作詞:桐生琢海
アルバム5曲目は、今のところ異界堂Worksの代表曲とも言える蒼月夜です。
この曲を最初に作ったのはもう5年前になりますが、個人的に気に入っている曲なので度重なるバージョンアップを施してきました。
今回はその最新バージョンとなるFull STORM IIですが、全体的に人が歌う事を想定したキー設定となっています。
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トラック06:虹の架け橋
作詞:奈都魅
この曲はトラック01:黎明と同じく、Music Makerに付属しているループ素材のみを使って作ったものです。
順番としてはコチラの方が先で、初めての素材を利用した曲作りでした。
意図的に色んな素材を組み合わせた為に、音色等に一貫性がなく、部分的に違和感を残す結果にはなりましたが、色々と新しい事を吸収できたと思います。
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トラック07:月の涙と森の記憶
作詞:高橋かえで 補作詞:桐生琢海
この曲は、歌える声優を目指して頑張っておられる高橋かえでさん(公式サイト)に提供させて頂いたものです。
オリエントな雰囲気を全面に出し、鏡音リンの元気一杯なイメージを良い意味で払拭する曲に仕上げられたんじゃないかな、と思ってます。
個人的にどちらも一長一短だと思ってるリンレンAct1とAct2ですが、両方をミックスして1つの歌声にする事で、互いに補い合う関係になれるという事を実証してみた作品でもあります。
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トラック08:喚魂祭(なつまつり)の夜に
作詞:燈瀬れおん
全体的に和風とかオリエントな曲が多くなった今回のアルバムですが、その中にあって同時にトランスチックなエレクトロの雰囲気も持つ曲です。
元々は鏡音リンに合うトランス曲(初挑戦)を作りたかったんですが、ありきたりな物もツマラナイと思い和風テイストにしてみました。
月の涙とは真逆のベクトルですが、イントロや間奏に垣間見る幻想感は、元気の良いイメージを活かしつつリンらしさを出せたのではないかと思います。
今回のリテイクにあたって歌詞(及びそれに合わせてメロディ)を一部変更したんですが、その他にもAct1とAct2を混ぜたのを利用して部分的にピッチをズラす等、新しい試みも取り入れてみました。
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トラック09:百花繚乱
作詞:桐生琢海 補作詞:高橋かえで
月の涙と同じく、高橋かえでさんに提供させて頂いた曲です。
トラック10:輪廻の理と対になる歌で、こちらは限りある命を生きる者の視点から描いています。
この曲と月の涙は、リテイクにあたって余り手を入れてないのですが、最初から人に歌ってもらう事を意識していたからかもしれません。
歌詞やメロディラインに、輪廻の理とリンクさせた部分が幾つかあるので、その辺りを注意しながら聴くとより楽しめると思います。
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トラック10:輪廻の理
作詞:桐生琢海
蒼月夜とはまた別のベクトルを向いてはいるものの、この曲も異界堂Worksの代表曲として聴いてもらいたい、という気持ちで今回アルバムの最後を飾らせて頂きました。
この曲は2005年の夏ごろだったと記憶していますが、ふと思いついたサビのフレーズが忘れられず、2年がかりで全体像を膨らませたものです。
それから更に1年を経て一度、鏡音リンレンバージョンとして作り直したものの、思い描いていたイメージとの摺り合せがうまくいかず、今ひとつ納得のいく出来ではありませんでした。
今回ボーカルをKAITOと巡音ルカに変更し、それに合わせてキー設定も新たに見直しました。低音と高音でその姿を変えるルカならではの魅力が、巧く引き出せたかなと思います。
また男声パートをKAITOにした事で、百花繚乱とのリンクも完成し、よりイメージに近い形に仕上げられました。
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クロスフェードデモ