ケロログ
April 28, 2007, 10:00 am
『五体不満足』の乙武さん、先生に
1998年に出版された世界的ベストセラー「五体不満足」(英語版タイトルは「Nobody’s Perfect」)の著者である乙武(おとたけ)氏は現在31歳。4月に始まった新年度から東京の小学校で1年生から6年生に教え始めた。

乙武氏は無四肢症というまれな遺伝障害のため、先天的に両腕と両脚がない。
乙武氏は障害のために普通は不可能だと思えることもあきらめない。何年も練習を続けてバットやボールに慣れた今ではバスケットボールや野球もこなす。

大学時代に早稲田のまちづくり活動に参加。このまちづくり活動を取材したNHKの番組出演がきっかけで注目を集めるようになる。その後障害者としての生活体験をつづった『五体不満足』を執筆し、出版。気さくで屈託のない人柄、「障害は個性」と言い切る新鮮なメッセージがあいまって大ベストセラーとなった。スポーツジャーナリストとしても成功を収めた彼は、2年前に教師の資格をとる決心をした。

 「子どもたちに差別はいけないんだと言葉で論理的に教えるよりも、障害のある子どもと一緒に過ごすなかで自然に学ぶほうがいいんです」

乙武氏の目に日本の社会は、西欧主要国に比べて障害のある人々を受け入れる度合いが低いようだ。
彼の言葉を借りれば、日本は「均質的」な社会で、普通の人は日常生活で障害者と関わることに慣れていないため、障害者の受け入れが進まない。

 「日本人が違いを受け入れるには、違いに慣れるしかありません」

 乙武氏は、自分自身が異質なものとして社会で活動すると同時に、日本が障害を持つ人をよりよく受け入れる社会になることを目指して闘い続けている。  
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Posted by ILS at April 28, 2007, 10:00 amComments(0)
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