ケロログ
October 12, 2009, 9:50 am
無声慟哭
「無声慟哭」! 宮沢賢治が妹の死の床で歌った「心象スケッチ三部作」最後の作品です。まるで津波のように押し寄せてくるものがあり、ただただ圧倒されます。さてこの三部作も収める「春と修羅」が世に出たのは1924年。同年秋にはすっかり読み終えていたらしい草野心平さんは――感動したとはいえ難解だった・・・むしろ理解を拒絶するようなところがあった・・・極く簡単な私の作品などでも、詩を分る解説者が案外誤解している場合が相当ある――などと新潮文庫の解説で述べておられます。お陰で私は、賢治さんの津波に飲み込まれたままの自分を少し許し、救われた気分になったのでした。(←「松の針」)(←「永訣の朝」)  
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Posted by 森下潤子 at October 12, 2009, 9:50 amComments(0)TrackBack(0)
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