ケロログ
October 31, 2008, 3:52 pm
高瀬舟 (その4)
「高瀬舟」の最終回です。「お楽しみいただけましたか?」などと訊くのは憚られますが、それこそが鴎外さんの独特の味わいのような気もいたします。さて彼のお墓の話ですが、“森林太郎”と本名を掘った立派なものが三鷹の禅林寺にありまして、ちょうど向かい側が太宰治さんのもの。で、A墓にはいつもファンが押しかけるのにB墓は見向きもされず、しかもA墓にお花を手向ける際、B墓を腰かけがわりにする不届き者もいる、とか! どっちがどっちかは明らかですけれど、本当の話でしょうかねぇ??? (その1)(その2)(その3)  
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Posted by 森下潤子 at October 31, 2008, 3:52 pmComments(2)TrackBack(0)
October 29, 2008, 12:16 pm
高瀬舟 (その3)
「高瀬舟」の中で、鴎外さんは当時の自らの家庭生活をちょっぴり“もらして”いるみたいです。――夫婦と4人の子供、そして老母のいる7人暮らし。裕福な家の出である妻とは金銭感覚の違いで時折もめていた――そうですから、今回のファイルで語られる同心・庄兵衛の日々にそっくりです。(←その2その4→)  
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Posted by 森下潤子 at October 29, 2008, 12:16 pmComments(0)TrackBack(0)
October 27, 2008, 10:45 am
高瀬舟 (その2)
「高瀬舟」は、姉の国語の教科書だかを見せてもらったのが初めだったか...、それを数年後、本で読み直し、前半の記憶が全くない自分に驚かされたのでした。善人としか思えない主人公を島流しにするなんて!と、憤りのようなものを感じたことは矢鱈にはっきりと覚えていましたから、その強い印象が他を消してしまったのかもしれません。いや単に、自分の理解が及ばなくて斜めに読み飛ばしただけの話かも。それが今は、かえって前半にぐっとくるから不思議です。“ゐて好い所”の問題など、あれこれ思わずにはいられません。(←その1その3→)  
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Posted by 森下潤子 at October 27, 2008, 10:45 amComments(0)TrackBack(0)
October 25, 2008, 10:17 am
高瀬舟 (その1)
森鴎外の作品、当ブログに初登場です。“格調”ともいうべきものが立ち上ってくる文章のせいか、よみ進むうちに知らず知らずこちらの背筋も伸びてくる気がします。「高瀬舟」を上梓した大正5年1月の段階ではまだ陸軍省医務局長だった鴎外さん、人からは文豪などと思われているのに、ご自分では作家という意識などなく、あくまでも医者だと思っていらしたのだとか...?(その2→)  
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Posted by 森下潤子 at October 25, 2008, 10:17 amComments(0)TrackBack(0)