ケロログ
June 27, 2011, 4:09 am
少年文学「こがね丸」第13回-2
「こがね丸」第13回-2(全16回)
作 - 巖谷小波 少年文学「こがね丸」より
現代語訳・脚本・朗読 - 池内孝

<こがね丸射殺の宴>
この金眸大王主催の酒宴で酔った
聴水が山の巣に戻ろうとした時
聴水の大好物の雌鼠の天ぷらを
揚げる得も言えぬ匂いが漂って来た。
聴水はその馨しい香りに誘われて
里の方まで降りて行き
とある笹藪で雌鼠の天ぷらを見つけた。
聴水はそれを喰おうとすると
首に縄紐が掛かって飛ばされた。
聴水は罠に掛かったのだった。
罠と知った聴水は必死に逃れようとする。
そこに現れたのは死んだはずのこがね丸と
その仲間の犬・鷲郎であった。
こがね丸と鷲郎は仇の聴水を殺そうとする。
すると突然彼らの背後から声が掛かり
彼らを押し止めた。そこにいたのは
山のように大きな獣であった。
二匹が見上げたその獣は、
こがね丸の養父・文角であった。



  
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Posted by 池ノ内 孝 at June 27, 2011, 4:09 am