ケロログ
July 2, 2011, 1:11 pm
少年文学「こがね丸」第16回 (完)
「こがね丸」第16回(完)
作 - 巖谷小波 少年文学「こがね丸」より
現代語訳・脚本・朗読 - 池内孝

こがね丸は鷲郎と文角と共に
聴水から教えられた道を辿り
金眸の洞へとひたすら向かう途中
偶然にも猿の黒衣に出遭った。
言い逃れをして逃れようとした黒衣であったが
鷲郎は見事その首を咬み切って討ち取った。

黒衣の首を提げ
三匹は老虎金眸の棲処の洞へ急いだ。
断崖絶壁に行く手を阻まれた三匹は
路に迷ったかと思ったが
岩棚の上に榎の大木が生え
鬼蔦が繁茂し蔽い被さった
洞穴を見つけたのだった。



  
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Posted by 池ノ内 孝 at July 2, 2011, 1:11 pm