January 21, 2010, 12:00 am
役者の読む朗読 芥川龍之介『幻灯』1/1
朗読 タイトル 芥川龍之介2 幻灯、いまでいうプロジェクターみたいなものですかね。


幻灯に映った不思議な女の子の 幻の様な体験談風物語。



事件らしい事件は起こらなくても、子供時代には
そういう意味不明な出来事 は誰しもあるかと思います。

僕にもあります。

小学生の頃、夜中 目が覚めると、トントントントンと軽快に階段を上ってくる音が聞こえます。
一階にトイレがあったので「家族がトイレに行って戻ってきたのかな?」と思ったのですが、今度は階段を下りる音がします。「忘れ物でもしたのか?」と思ったのですが、すぐにまた上る音がします。
そして、上りきったら、降りる音。降りたら、上る音。その往復が延々と続くのです。
一瞬 階段を誰が上っているのか見てみようと考えましたが、よくない事が起きそうな気がしたので眠りました。
体験はアレっきりです。現実だったのか、ただのリアルな夢だったのかは分かりません。


そんな子供時代のことを思い出しながら朗読しました。

本はすっかり忘れていた体験を思い出させてくれます。朗読は、他人の話を読んでいるようで、実は、自分の物語を見つめているのかもしれません。



━━保吉は金属の熱するにおいにいっそう好奇心を刺戟されながら、じっとその何かへ目を注いだ。━━

  
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Posted by matzenten at January 21, 2010, 12:00 amComments(0)
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