月の終わりは・・・癒し本。今月の癒し本は、金城浩二さんの著書『てぃだかんかん』
2010年、G.W.公開の映画「てぃだかんかん」の原作です。
沖縄の海にきれいなサンゴ礁を取り戻したいと、サンゴの養殖、移植、そして世界初という人工での産卵に成功した著者の格闘の日々を綴るノンフィクション。
リウボウブックセンターリブロ・ビジネス書担当が凄いなと思ったのは、この人の行動だとか。
子供のころ家が貧乏で苦労したので、お金を稼ぎたいという気持ちが人一倍強く、高校卒業後すぐに事業を起こして次々に成功させ、
念願のマイホームも手に入れて若くして夢を実現させたのです。
その彼がある日、幼いころから親しんできたサンゴ礁の異変に気付き、一変、サンゴを守りたい、沖縄の海にきれいなサンゴ礁を取り戻したいと方向転換したことから
山あり谷ありサンゴありの生活が始まります。
追いつめられるたびに、うまい具合に発想の転換をして乗り越えるのです。
それは、実業家としての経験からか、あるいは貧乏して苦労した子供時代の経験からか、
もしくは、ご本人の持って生まれた素質なのかもしれないけれど、その乗り越え方は見事です。
もちろん仲間の助け、そしてなにより、自分を信じてついてきてくれる家族があってこそ、乗り越えるパワーが湧いてくるのでしょう。
ちょこっと有名になった今でも、借金やら何やらで苦労が絶えないそうですが、
信じた道を一生懸命突き進む姿、そして、明るい笑顔がとても感動的です。
モロミザトは以前、金城さんにお会いした事があるのですが、
その時に「昔、沖縄の海は綺麗だったんだよ」と自分の子や孫にいいたくないという想いが起きてきた。
そうするには何かしなくてはいけないと思った・・・とお話ししていたのが印象に残っています。
誰でも「素晴らしいものを残したい」という想いはあると思います。
想いを行動に移した金城さんのこれまでに、心が学ぶ事はいっぱいありそうです。
*リウボウブックセンターリブロで扱っています。