June 5, 2009, 1:00 am
Weeklyピックアップに掲載されています
ケロログ「Weeklyピックアップ」で「センチメンタルTANNKER」を掲載していただいてます。(2009年6月3日から10日まで)


次の文章は、出演者のてこなさんから寄稿していただきました。

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「短歌って、ちいさくて、かわいいもの……」
NHKラジオ第一で放送されていた『土曜の夜はケータイ短歌』という番組で、
短歌の楽しさを改めて知ったわたしは、今でも、そう思っています。
投稿を卒業して、1年がたちましたが、「短歌の楽しさ、かわいらしさ、
そして、短歌が日常に光をもたらしてくれるものだ、ということを伝えたい」
そう思っていたわたしに、この、『短歌サミットPodcast センチメンタルTANNKER』
への出演は、とてもうれしいものでした。
毎週、自分の歌が紹介されるかしら……?と、ラジオの前で待っていたドキドキ感、
紹介された時の、うれしさ……
そして、一首の短歌から広がってゆく、楽しい妄想(?)とトーク……
それを一人でも多くの方に、味わっていただきたかったからです。

皆さまからの投稿歌は、目を通していくうちに、まるで自分の大切な宝物のような
感覚になり、一首一首が、とてもいとおしく思えてきました。
せつない恋心に共感したり、視点のするどさに驚いたり、
また、(生意気にも)もうちょっとこうしたほうがいいかも……
という発見もあり、自分自身とても勉強になりました。

収録も、スタッフや出演者の皆さまの協力もあり、とても楽しくできました。
一首の短歌から生まれる会話は、どこまでも広がってゆきます……
そう、短歌って、こんなに楽しくなれるもの!
それを改めて実感したひとときでもありました。
31文字から広がってゆく世界は無限で、心を揺さぶり、癒し、そして豊かにしてくれるのです。
せつない想いも、短歌に詠めば心が軽くなる、
そしてそれが、誰かの心にとどけば……心の奥で渦巻いていたせつなさも、
自分を輝かせてくれる光にきっと、変わってゆくでしょう。


番組の中で、ちょぴり辛口(?)なコメントもしてしまいましたが、 それは、ケータイ短歌・ネット短歌と、結社短歌をつなげたい、という願いからのものです。
ケータイ短歌・ネット短歌は、必ずしも文学として成り立つものが良い、ということはなく
気軽に気持ちを伝えたり、日々を明るくするためのものであって良いと思います。
けれど、投稿歌を読んでいると、心にひびく、素敵な作品ばかりで、
もっともっと、光を当ててあげなきゃもったいない!、そう感じました。
素敵な短歌たちを、もっと輝かせたい、もっと遠くまで羽ばたかせたい……
それは、幼い子供が宝物を自慢するような気持ちを似ているのかもしれません。
でも、だって……、ほんとうに、すてきな短歌なんだもの!

また、今回、短歌を詠んだことがない方々も、番組を聴いてくださり、
とてもうれしく思いました。
「短歌を読む人=短歌を詠む人」ではなく、短歌を詠んだことがない方々も、
是非、31文字から広がる世界を知っていただきたいと願うからです。
短歌を詠んだことがない方々の心にもとどく短歌……
やっぱりそれは……、ね、ほんとうに、すてきな短歌ですよね!

わたしは現在、短歌結社「コスモス」に所属していますが、
「ケータイ短歌で、短歌の楽しさを知った」ということを、胸を張って言っています。
中学時代から、和歌・短歌に興味を持ったわたしですが、短歌の楽しさを知ったのは
やっぱり「ケータイ短歌」なのです。
『短歌サミットPodcast センチメンタルTANNKER』は、初めての試みであり、
わたしのコメントも、まだまだなところはあったとは思いますが、
「センチメンタルTANNKERで、短歌の楽しさを知った」と、(ちょっぴりでも)思ってくれる方がいらしたら、
それは、またひとつ、あらたな光が、短歌の世界を照らしはじめた、ということかもしれないな……
と、そんな気がして、なんだかしあわせなのです。


てこな(城戸真紀)

  
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Posted by TANNKER at June 5, 2009, 1:00 am